うち付近の自治会設立騒動2008年05月25日 17時15分26秒

うちを含めてご近所一帯で自治会をどうするかという議論が持ち上がっている。

うちの一帯は3年前くらいに新しく造成されて家が建ったため、まだ町内会も自治会も何もないのだ。
市によれば自治会がなければ街路灯もつけられず、冬の排雪も市にお願いできなくて、それじゃまずいということで、お隣の自治会に混ぜてもらうか、新しくつくるかどうしようかとようやく話が始まったのだ。

この一帯を造成して家を建てた住宅会社の担当の方が、気を利かせてお隣の自治会に相談してくれて、住民にも話を聞いて、何となくお隣の自治会に混ぜてもらうように話が進みかけていた。

そして今日お隣の自治会長さん達も交えて、初めての話し合いがあった。
その冒頭に、お隣の自治会長さんは、
「役員会で協議した結果、みなさんがうちに混じってもらうことはできないということになりました」
と言われた。

お隣一帯は団地なのでそもそも自治会の役割が戸建て住宅と全然違うから、混じったとしても活動内容や会費の使い道なんかで不満をもつことになるということだった。

ちなみに僕は混ぜてもらうより、どうせならここだけで自治会を新たに始めたらいいと思っていたので、これは話が早いなと内心喜んだ。

話し合いでは、みんな同じくらいの時期から住み始めたのに、実は顔を合わせたこともない人もいたり、どこの子供かもいまだ見分けがつかないような状態で、せめてご近所一帯が顔見知りくらいにはなっておいて、何かあったときに結束できるようになっていたいというようなことをみんな言われていた。

それと、みんな同じくらいの世代なので、自ずから仕事が忙しくて、正直、自治会ができたからと言ってその活動に振り回されるようになるのはご勘弁、という気持ちのようだった。

そうなのだ。みんな考えは似たり寄ったりなのだ。
だから、自分達の必要なことだけを自分達が選んでやっていけばいいのだ。

仮にお隣の自治会に混ぜてもらうという結論になっていたら、すぐに班長か何かの役割分担のような話になって、割り振られた人だけが出て行くだけになって、そもそもご近所で顔見知りになるという最初のステップを踏めないという結果になっていたように思う。
それを考えると、お隣が混ぜてくれないという結論は、結果として良かった。

また来月あたりに話し合いをすることになった。
話し合いの場面ではまだお互いに牽制し合っているような雰囲気だけど、顔合わせるのが2回目とか3回目になると、少しずつうち解けてくるだろう。
僕もちょっと卑怯かなと思いつつ、様子見の態度をとっていた。
もう少し出しゃばってもよかったかな。
今度はもうちょっと積極的になろうと反省した。