帯広へ2017年02月20日 10時22分11秒

夜に見えるけど午前中の暗い札幌駅。
これから帯広へ。
スーパーとかちに自由席は1両しかないんだな。
例によってビジネスマン+アジアの方たちでほぼ満席。
ま、JR北海道が繁盛するのはいいことだ。
先日は札幌駅で迷っていた方から声をかけられて、改札まで案内した。
英語で話しかけられて、たどたどしい英語で返したら、相手は大連から来られたとのこと。
お互い不慣れな英語でひとときの会話をした。
北海道の旅行で日本が楽しかったと思って帰ってくれるといいよね。

雑感いろいろ2017年02月19日 20時54分04秒

天気図を毎日見るようにしてみた。
天気予報に関心を持つようになったわけではない。
気象の意識を少しでも日常から高めようと思ったため。
最近の気圧配置が典型的な西高東低の冬型だったため、なーんだ簡単だと思ったのだけど、先日突然暖かくなったときは、全然違った。
でも寒冷前線とか温暖前線とかずっとずっと昔学習したことを思い出しならが見ていると、気温の変化も理解できた、気がする。
この意識がつづくかどうか。


長時間労働、本気で減らせられないかと考えている。
この2月、3月にやろうとするととても無理があるのだけど、この2月、3月だからこそ考えることなのかもしれない。
少なくともこの10年くらいのなかで一番本気で考えている。
ひとつ思いついて、夕方以降の発注者へのメール・電話をやめてみた。
もちろん完全になくすことは不可能、急ぎのときもあるし、やむを得ないときもある。
だから完全ではないけれど、出来る限りと思ってこだわって続けている。
深夜まで作業して仕上げたものは、何となく、深夜に送ってしまいたい。
そこには、こんな時間までかかって作業したんだぞというアピールも無意識に含まれる。
でもそれもやめた。
深夜までかかったものも、翌日、出社してから送る。
たぶん、相手にとっては、朝すぐチェックできるほうが安心かもしれないけど、深夜まで作業していたということが見えることは、知らず知らずのうちに、この人は深夜まで仕事をしてくれる人だという印象になる。
すると、遅くまでかかる仕事を頼むことに躊躇が少しずつなくなっていく。
深夜まで仕事をすることは、こちらの都合でやるべきで、相手から深夜作業を前提のものを頼まれるようにはしないように。


何の役にたつかわからないような教養が実はとても大事だということを、偶然、職場の人と話した。
教養が大事だということは、ある時からずっと考えていて、教養を身につけるということは意識してやってきた。
教養というととても漠然としているので、意識していても自分で教養が身についたと自覚することがとても難しい。
でも、教養が身につくことで、どこか自覚しないところでも自分の振る舞いが変わるのではないかと思っている。
教養とは何かと聞かれると困るのだけど。


ある人がある集まりに加わることになった。
そのことを別の人が知って、来るなとは言わないけどあまり気が進まないと言った。
どっちが正しいかということではなくて、自分が何かしようとしたときに、あいつは入ってほしくないと思われるより、あいつが来るなら大歓迎だと言われるほうがいい。
自分が外で、内で、どう言われているか、どう思われているか、ああ恐ろしい。
と言いつつ、人が自分のことをどう言っているかというのはできるだけ考えないようにもしているけど。


能力以上のことはできないのだけど、ちょっとでも何とかできないかと思うことで、少しの能力の上積みができて、その積み重ねで仕事の能力が向上する。
当たり前のことだけど。
なので、そのちょっとでもという発想がなければ能力の上積みがないわけで、40代くらいになればもういいというものでもない。
ただ、40代くらいになると、やる気だけでは役に立たない。
やる気が見えないのは論外で、40代相当の能力も必要。
では40代相当の能力とは何なのか。
これは職種や職場によって違うんだな。
同じ職種でも職場によって違う。
職場ごとに求められるものが違うからね。
つまり、その職場で求められる能力をもっているか。
これ、自分で自分を客観的に見てみないとわからない。
能力以上のことはできないと開き直る前に、いまの自分の能力がいまいる職場で求められるものに対して通用するものかどうか、自分で冷静に考えてみる。
足りなければ努力が必要。
当たり前のこと。


ある大手運送会社、僕の自宅のエリアの担当の運転手さんの評判がすこぶる悪い。
確かに、配達時間に来ないし連絡もない。
これ、どこに問題があるのだろう。
この運転手さんの仕事のやり方か。
それとも、運送会社の時間配達のサービスに無理があるのか。
いまではどこの会社でも時間指定の配達をしているけど、これ、一方的なサービスだよね。
つまり、仕事が実際に可能かどうかがわからないまま契約されるシステム。
お客さんの都合で日時を指定するけど、その日に配達できるかどうか、配達の運転手さんや営業所の都合を聞かれないまま荷物を引き受ける。
普通に考えれば、仕事って履行可能であることを内部で確かめてから引き受けるもの。
でも運送会社の配達時間指定って、配達可能かどうかは、遠距離でそこまで荷物がたどり着くかどうかだけで、配達員の荷物が混んでいるかは関係ない。
どうにでもなるということか。


ネットとか新聞とか雑誌とか、いろいろ記事を読んでいろいろ考える。
そうやって自分の中に入れる知識とか情報がある。
で、それを人とのお喋りで吐き出す。
インプットとアウトプット、ある程度バランスができているといい。
専門知識も、仕事のためにいろいろ調べてインプット。
それを業務の中で吐き出すアウトプット。
両方をきちんと意識してやる。
勉強ばかりではだめだし、勉強しないでいまある知識だけで仕事することはもっとだめ。
あと、文章も、本を読んだりしてたくさん文章を消化するのだけど、たまにはきちんと書かないとダメだな。
意識して書く。


もう一度、長時間労働。
長時間が全てダメとは正直思っていなくて、積極的な長時間はむしろ良い。
つまり仕事に乗っていて、やる気になっていて、自分からのめり込んでやるときはやればいい。
そういうときに身につけたことが実力として自分に残る。
消極的な長時間労働がだめで、これが極度の疲労になり、うつにつながる。

冲方丁、桜木紫乃、楡周平、村上春樹、長岡弘樹、古処誠二2017年02月19日 14時00分28秒

天地明察 冲方丁
江戸時代、将軍家の囲碁打ち、数学が得意なことが知れて、暦の改変事業を担うことになる。
塾に顔を出すととんでもない数学の頭の人がいることがわかる。
日本の数学とか暦とかの歴史の一端がわかって面白い。
ある意味歴史小説、知識が面白く深まり◎。すばらしい。


蛇行する月 桜木紫乃
釧路の高校でうだうだ過ごす女子4人。
卒業して大人になってそれぞれの人生が進んでいく。
高校時代に先生に告白してふられ、札幌に出るも職人と駆け落ちしたひとり。
幸せと感じることって何なのかじわっと考える。
言葉にしにくいやさしさを感じられて◎。すばらしい。


再生巨流 楡周平
セールスドライバーが売りの運送会社、これまでアイデアを出し続けてきたやり手営業マンが社内人事で外された。
同じ頃に、プロ野球入り目前で故障して配送運転手になった若手社員と会い、思いついたアイデアの実行に進む。
最後、結末が意外だったけど面白くて○。


女のいない男たち 村上春樹
村上春樹を読んだのはいつ以来だろう。
短編集。
高校時代に好きになった男子の家に空き巣に入ってちょっとしたものをもらって、そのかわりにちょっとしたものを置いてくるという癖があったことを女が言い出す「シェエラザード」が面白い。
ただ、いまいち頭残らず普通で○。


傍聞き 長岡弘樹
短編集
「傍聞き」とは「漏れ聞き効果」だそうで、何かを直接言われるのではなく、別の人に言っているのを立ち聞きのように聞いたほうが信じるということだそうだ。
小説としてはいまいち乗れず△。


死んでも負けない 古処誠二
祖父、父、自分の男三代で暮らす。
祖父はビルマの戦時体験で封建的。
何にもビルマの体験を反映させて押し付ける。
この作家さんのほかの作品と違って軽くてエンタメ。
楽しく読めて○。

小野寺史宜、神田茜、相沢沙呼、奥田英朗、畑野智美、海野碧、小嶋陽太郎、呉勝浩、両角長彦、前川裕、中嶋隆2017年02月12日 16時59分31秒

つづき
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君を待つ 小野寺史宜
卒論提出がぎりぎりになり、その電車に乗れなければ提出時間に間に合わない事態となるが、乗り遅れてアウト。
留年して内定企業もダメで、1年遅れで別のところに就職する。
が、乗り遅れなければ乗っていた電車は事故で、しかも乗っていたであろう場所にいた人が亡くなっていた。
もうひとつの偶然も面白く○。

まゆに雪 神田茜
北海道の田舎の女子高校生、たくましい容姿を気にするも、楽しい高校生活を送る。
温泉旅館のバイトに誘われ行ってみると客に同級生がやってくる。
応援したくなる感じで○。

プリーツ・カースト 相沢沙呼
高校生女子、スカートの長さがそのままクラスのグループの序列になる。
長いスカートの中でもダサい女の子が笑いのターゲットになる。
その間で揺れる子もいる。
あるんだろうなと思いながら読んで○。

手紙に乗せて 奥田英朗
母が亡くなってから、父親はふさぎ込みがちになる。
それを会社の上司に相談すると、その上司が自分の経験と重ねてアドバイスをくれる。
男の優しさで◎。

正雄の秋 奥田英朗
大手機械メーカーの部長職、同期との昇進レースに負ける通告がくる。
出世欲が強いわけではないがやはりショック。
大きな会社での出世争いってどうなのか。
ただ、この世代、考える幅をもつ余裕が必要とわかる感じで◎。

瞬間イドウ 畑野智美
総務部で働く女性「瞬間移動というやつ」ができる。
あまり入り込めず△。

ジユウ時間 畑野智美
中学生女子、ちょっとした念力が使える。
それをテレビ収録に使うことになる。
面白さがいまいちわからなく△。

三月兎 海野碧
横浜の車販売店に勤める女性、控え目で目立たないが、その日、店に強盗が入って自分が矢面に立つ。
喜劇なのかと思って○。

空に飛び蹴り 小嶋陽太郎
女子高生、痴漢されて護身術を学びたいと友達に言うと、デパートの上でひたすら蹴りしてる人がいいと推される。
現実感がないなと思いなが読んでいたけど、意外と面白く○。

カキーン 呉勝浩
警察官、スナックから30万盗まれた事件に関わることになる。
高校野球がからむ。
こういうこともあるのだろうと思うがお話として面白いかは別で△。

妻を差し出す 両角長彦
ヤクザからの借金で、妻に頭を下げて一日だけ彼らがいるホテルに行ってくれるよう頼む。
その日のあとから、妻の雰囲気がいいように変わる。
全く予想外の展開も、理解が追いつかず△。

しりょうのふね 前川裕
東京ドーム近くのウインズのエクセルフロアでいつも隣に座っていた男が姿を現さなくなった。
そして幼女殺害事件の容疑で捕まるも自殺したと知る。
普段はこの手の話は読まないのだが、読んでしまったものはしょうがない。
なんとも言えず△。

善意の風景 前川裕
隣人の世話焼き女性が頻繁にやってくるようになり、うっとおしいと思っているところで、さらに図々しくうちに上がるようになり、自分がその女性からもらった野菜をそのまま捨てているのを見つけられ、悲しがられたのがうっとおしく、とうとう殺してしまう。
殺すまではいかないまでもこんなことはあるかもと思って○。

山の端の月 中嶋隆
江戸時代、藩主の若君はわがまま、その若君の面倒を見ることになり、一人息子が若君の遊び相手となる。
江戸への将軍拝謁に向かう時の大井川で出来事が起こる。
上は絶対という考えが正しい時代、読むのも悲しいが○。

久坂部羊、萩原浩、櫛木理宇、前川裕、朝香式、両角長彦、武田綾乃、中村理聖、野中ともそ、額賀澪2017年02月12日 14時39分59秒

またばらした小説誌から。
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嘘はキライ 久坂部羊
内科院長、相手が嘘をいうと後頭部から煙が立ち上がるのが見え、嘘を見抜ける。
同僚から、昇進争いに嘘を見抜ける力を使って助けてほしいと頼まれる。
ほどほどの嘘はおそらくそれほど悪いことではない、ということか。
潔癖を良しとしない感じがほどよく○。

成人式 萩原浩
中学生のひとり娘を交通事故で亡くして5年、夫婦はできるだけそれに触れないで暮らす。
痛々しくて読めず△。

いつか来た道 荻原浩
16年前から母に会っていない女性、弟から母と会ってほしいと連絡が来る。
認知症。
リアルでこれも痛々しい。
ただ、じわっと考えさせられる感じで○。

住めば都 櫛木理宇
スーパーの店長、転勤でやってきた店は古い住民と新興地域の住民とのいさかいが絶えないところにある。
些細なことが大きな問題になって店長にのしかかる。
何もかも捨てて逃げるのはひとつの方策だが。
いまいち開き直りきれない感じが△。

ダンス教室の亡霊 前川裕
予備校講師、かつて同じように予備校講師をしていた友人の妻から道で声をかけられ、彼女のダンス教室に通うようになる。
彼女と踊ることに惹かれるも、あとから教室に来るようになった別の女性が自分と踊りたがってうまくいかない。
展開が急すぎな感じもするが○。

三秒ルール 朝香式
大学卒業後も書道教室しながら書道を続ける男性、父親の再婚相手は、じっと見つめられると考えていることがわかられてしまう。
なので三秒以上は見つめないようにとルールを決める。
雑な女性の何となくの魅力がわかるようで○。

頼れるカーナビ 両角長彦
人を轢いていしまいあせったときに、カーナビが逃げるようにそののかす。
ルートだけでなくアドバイスもする。
片手間な感じで△。

白線と一歩 武田綾乃
放送部の高校生女子、NHKのコンテストが近づくが、自分は過去の失敗を引きずって出場をためらっているところに、部長から下級生の面倒を頼まれる。
下から見たときの上のふるまいは大人も子供も一緒で◎。

桜のおもいで 中村理聖
和菓子屋の一人娘、和菓子職人の祖父が亡くなったあと、母は春になると「桜狩」と言って街中の和菓子屋さんを行脚するにようになる。
その母が亡くなって、その行動が何だったのか疑問を持つ。
和菓子が食べたくなる感じで○。

て、ん、て、き。-スカ- 野中ともそ
20代後半女性、電車で知らない男の腕を「いい血管だ」とつかむ女性をみかける。
その後、体調不良のために点滴に行くと、そこにその女性がいた。
現実離れしているけどこんな人がいても面白いかなと思い○。

て、ん、て、き。金の雪 野中ともそ
親子三代、金沢で蒔絵師として働く男性、東京に百貨店の催事でやってくるも、体調を崩し病院へ。
そこで点滴女性と会う。
点滴より蒔絵に触れられて○。

女に溺れるほど若くなく 額賀澪
20代後半の劇団女性、相手役の男とともに、演技になにか足りないと監督から指摘される。
この年代の女性が考えることかと○。