つまんないニュースで不愉快だ2013年01月25日 20時35分39秒

全くどうでもいい下世話なニュースに反応するのもどうかと思うけど、iPS細胞のニセ論文で騒がせた森口とかいう人がテレビのバラエティにでるということで、それだけならどうでもいいんだけど、本人はこれからタレントとして食っていこうという思惑があるとのことのよう。
テレビの世界というのは何でもありということか。
テレビとしては、論文というまじめな世界で問題になった人を、娯楽系で使うというギャップを狙ってるということかもしれないけど、これはやっちゃいかんよなと思う。

もともと虚栄心で問題を起こしていて、そうやってテレビで使われることで、ある意味本人の望みどおりになるということだよね。
大げさに言うと、タレントになるためには何やってもいいとか、問題起こしてでも強烈に目立ったらそのあとテレビで食わしてもらえるという前例をつくっちゃうことになる。
そんな真面目くさった考えはどうでもよくて、面白ければそれでいいのか、テレビは。

一般社会(?)は前例をつくるということにはとても慎重だよね。
役所を思い浮かべるかもしれないけど、役所にかぎらず、フツーの会社はみんなそうだと思う。
もちろんいい前例は歓迎だけど、抜け道のような、悪くてずるい前例はほとんど認められないし、何でも認めたら組織が崩れていく。
テレビはそういう常識感覚でつくってたらダメだという論理かな。
つまんないニュースを読んで極めて不愉快な気分になった。