日常の記録とたまに雑想

読んだことのない作家の小説を読んでみようと、買ってみた文庫。
良かったり悪かったり、いや悪いというより自分に合わないというのか。

無理　奥田英朗
これは面白かった。上下の2分冊だけど、上巻を読み終わったあたりから、早く読みたくて一気読みした。

すーちゃん　益田ミリ
小説ではないけどね。主人公が考えることが、そうそう自分もそういうことを考えるよなあと思ったりして面白い。
漫画なのであっという間に読んでしまえるのがもったいないかな。

天国の罠　堂場瞬一
面白かったけど、結末にがっかり。
「そういうことだったのか」という真実が明かされたその内容が、僕にはあまり面白くなかった。

孤独の森　大崎善生
読みにくくて、何やら世の中のいろんなことに対するメッセージを伝えたいのかもしれない小説な感じで、僕は読んでいくうちに何となく拒否反応を感じて、結局途中で読むのをやめた。


ということで、今回、読んだことのない作家の小説をいくつか読んだけど、別の作品を読んでみたいと思ったのは奥田英朗のみ。
打率3割というところか。
すばる2月号を読んでから、また次の小説にチャレンジ。