「陽だまりの彼女」越谷オサム、新野剛志、近藤史恵、乾くるみ、大石静、奥田英朗、平山瑞穂2013年02月24日 13時52分19秒

読書ペースが上がってきた。
これから読もうとする人の邪魔しないために簡単な感想のみを。

「恋する空港 あぽやん2」新野剛志
あぽやんが結構面白かったので勢いで続編を買った。
彼女とのすれ違いにヒヤヒヤ。
軽快な感じで◯、読後感も◯。


「モップの精は深夜に現れる」近藤史恵
「モップの魔女は呪文をしってる」近藤史恵
「天使はモップを持って」が良かったので買った。
主人公のキリコが相変わらずいい感じで◯。
読後感も◯。


「イニシエーション・ラブ」乾くるみ
読み終わってみればカバーの解説が大げさだった。
20代の恋愛小説でふと20代に戻りたいなと思ったりもした。
そんなで◯。読後感は△。


「リピート」乾くるみ
「イニシエーション・ラブ」を読んでこの作家さんの別の小説を読んでみよかと思って買ってみた。
SFというのか、最初の小説の設定になじめず、早々に読むのをやめようかと思ったけど、多少我慢して読み続けたら面白くなった。
ただ読み終わって、好きかどうかと思えば△。
読後感も△。
これもカバー解説が大げさ。


「セカンドバージン」大石静
釧路駅の古本屋さんで出張帰りのJRで何か読もうと思って何となく買った。
展開が極端な感じがしたけど、面白かった。◯。
読後感は△。


「ララピポ」奥田英朗
カバーの解説は面白そうな感じで、確かに面白かったけど、好きかどうかという点では△。
読後感も△。
ただララピポの意味が出てきたところは吹き出して◎。


「あの日の僕らにさよなら」平山瑞穂
女性かと思ったら男性の小説家だった。
男の先輩にヌードの絵を描いてもらうのに写真を撮られることが後々どうなるかと思ってヒヤヒヤした。
最後のほうで主人公の女の子が自分の変化を振り返るところの気持ちの動きが良かった。
軽く明るいというのと逆のちょっと暗めな感じで◯。
読後感も◯。


「陽だまりの彼女」越谷オサム
これは素晴らしかった。
とにかく◎、読後感も◎。
映画化で松潤と上野樹里っていいかも~。

夢を語らないテクニック2013年02月24日 21時23分00秒

夢を語るのは意外と難しいのかもしれない。

話の流れで将来の話になって、その人が描いている夢というか希望というか、こんなふうなことを考えてるんだというような話になったら、それはすごく美しいし、聞いてて面白い。

ただ、夢を語っている間に、その夢に自分が酔っているような状態になると、聞いている側は覚めてしまうんだな。

語ってる本人が無意識のうちにその話をネタのように使うようになっているのかもしれない。
僕はこんな夢を持っている、これっていいことでしょって。
すると、相手としては感動話を押し付けられているような気分になるんだな。
褒めてほしいって思ってるんじゃないかって感じたりもして。

ただ、将来の夢の話って、現状の不平不満の話よりはいいんだよね。
だから、夢の話をしてくれるときは大切に聞きたいと思うんだけど。

夢の話は自分ではそっとしまっておくのがいいのかもね。
聞かれた時には10のうち1くらいを出す。
もっと聞きたがったらもう1くら出す。
そんな感じがいいのかも。

会話のテクニックでもないのだけど、悪い話ではないことで、不必要に相手に不快感を与えるのはもったいない。