釧路 ― 2017年02月01日 16時12分01秒
午前は打合せ、午後は委員会で今日の仕事は終了。
委員会ではモニタリング調査についていろんなことを指摘された。
簡単に言えば、洪水時の水と土砂の調査について、調査結果の整理が不十分だということ。
ただ、洪水時の流量も精度を求めればなかなか難しい。
さらに土砂の調査結果に数字の精度を求めるとさらに難しい。
だけど、それを活用しきれないと調査の意味がないことになる。
精度に目をつぶり概算レベルだという前提で数字を整理して説明するのも良いけど、一度出した数字は独り歩きしがちで危険。
そして、そういう作業をするにも、ひとつひとつ費用がかかるが、往々にしてモニタリング調査には十分なお金がつかない。
もどかしい。
委員会ではモニタリング調査についていろんなことを指摘された。
簡単に言えば、洪水時の水と土砂の調査について、調査結果の整理が不十分だということ。
ただ、洪水時の流量も精度を求めればなかなか難しい。
さらに土砂の調査結果に数字の精度を求めるとさらに難しい。
だけど、それを活用しきれないと調査の意味がないことになる。
精度に目をつぶり概算レベルだという前提で数字を整理して説明するのも良いけど、一度出した数字は独り歩きしがちで危険。
そして、そういう作業をするにも、ひとつひとつ費用がかかるが、往々にしてモニタリング調査には十分なお金がつかない。
もどかしい。
北大 ― 2017年02月02日 17時57分47秒
今日は博士課程の学生さんの博士論文公聴会。
とても厳しい質問の嵐だったけど、よく耐えて、よく答えていたよ。
お疲れさんでした。
発表を聴きながらいろいろ考えていた。
気象とか河川とか、現象に興味が湧いて、何か分析をしようとしたら、ふたつ必要になる。
ひとつはある程度の基礎知識、もうひとつは分析のためのデータ。
最低限の基礎知識がないと、基本的な現象のしくみを知らないで語る素人の雑談になる。
基礎知識と言われる範疇のこと自体が本当に正しいことかどうかというのは別の議論で。
分析のためのデータのほうは、これはこれでハードルが高い。
例えば川の流れの解析をしようとしたら、川の地形情報がないとできないけど、どこの誰に頼めばもらえるか、もしかしたら頼んでももらえないかもしれない。
地球規模の何かの解析をしようとしたら、地球規模のデータが必要になるけど、これもどこにデータがあるのか、そもそも必要と思ったデータが世の中にあるかどうかから知ってないと進めない。
だから何なんだということではないけれど、いろいろ考えた。
とても厳しい質問の嵐だったけど、よく耐えて、よく答えていたよ。
お疲れさんでした。
発表を聴きながらいろいろ考えていた。
気象とか河川とか、現象に興味が湧いて、何か分析をしようとしたら、ふたつ必要になる。
ひとつはある程度の基礎知識、もうひとつは分析のためのデータ。
最低限の基礎知識がないと、基本的な現象のしくみを知らないで語る素人の雑談になる。
基礎知識と言われる範疇のこと自体が本当に正しいことかどうかというのは別の議論で。
分析のためのデータのほうは、これはこれでハードルが高い。
例えば川の流れの解析をしようとしたら、川の地形情報がないとできないけど、どこの誰に頼めばもらえるか、もしかしたら頼んでももらえないかもしれない。
地球規模の何かの解析をしようとしたら、地球規模のデータが必要になるけど、これもどこにデータがあるのか、そもそも必要と思ったデータが世の中にあるかどうかから知ってないと進めない。
だから何なんだということではないけれど、いろいろ考えた。
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