雑感:競争意識、上司と部下2010年04月23日 20時23分33秒

先週と今週、プロポーザルのヒアリングが続いた。
手応えはまあまあ。
公募型ということもあり、片方は10社近くの争いのようだ。
どれくらい評価されたかな。
考えてみれば、それなりに評価されたとしても、1位じゃないと契約にはならないわけで、2番とか3番とかで「よく頑張ったね」と言っても、結局は何の意味もない。
スポーツで「優勝でないと意味がない」と言う選手がよくいるけど、何となく似ているなと思った。


先週号のAERAに上司と部下の関係の特集があった。
こんな上司・部下がいれば「幸せ」というアンケート結果がのっていた。
上司に対しては「目立たない仕事でも、きちんと評価してくれる」がトップ。
部下に対しては「柔軟性がある」がトップだそうだ。
同僚らと話をすると、上の立場に対する不満を持っている人が思った以上に多い。
不満の程度は人によって様々だけど。
身の回りに置き換えると、目立たない仕事を評価してくれるかどうかというのはとても基準ラインが高くて、そもそも何となくでも自分自身が大切にされているという実感をもてるかどうかかなという気がする。
とは言え、僕は気がついてみれば社内では上司としての立場になることのほうが多くなっていて、だから自分が下に対して、それぞれを大切に思いながら育てようとしているかが重要かなと。
愛情を持ってびしばし鍛えます。


事業仕分けで、ある研究所に仕分け人が事前視察に行ったとき、ある研究分野がほかの研究機関とダブっていることを指摘されて「重要な分野は競争と協同が起きる」と反論したという記事が新聞にあった。
確かに、競争意識があればこそ伸びるという面はある。
だけど組織が複数あるから競争になるかどうかはわからなくて、その組織の中でどこまで競争意識が植え付けられているかということでしょう。
競争感覚をきっちりもった研究者って、もともとワールドワイドな競争をしているはずだし。
僕は競争意識は大事だと思っている。


部署で席替えをした。
4月だし。
古い机も新しいおしゃれなのに買い換えた。
4月だし。
仕事には気分も大事だよね。