釧路4 ― 2015年09月04日 16時26分57秒
実り ― 2015年09月05日 06時49分08秒
志水辰夫、平山瑞穂、宮下奈都、浅田次郎 ― 2015年09月05日 09時12分18秒
最後の上下巻が読みづらくて時間がかかった。
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行きずりの街 志水辰夫
東京の女子校を生徒との問題で辞めて丹波で塾講師をしている男が、事件に巻き込まれた教え子の女の子を探して東京に戻ってくる。
そもそも自分が辞めることになった事件も学校組織の思惑が絡んでいたことがわかっていく。
シリアスドラマとして面白く○、読後感も○。
遠すぎた輝き、今ここを照らす光 平山瑞穂
雑誌の女性記者、職人の特集のための取材に石膏像の製作工房に行くと、かつて中学時代に不快な気分にさせられた同級生がその取材相手だった。
雑誌づくりも石膏像づくりも、丁寧な仕事をすれば喜ばれるという単純なことだという、仕事の本質が見えてくる。
この作家さんの文章は必ずしも読みやすいわけではないけれど嫌いなわけではない。
仕事への向き合い方を考えられて○、読後感も○。
窓の向こうのガーシュウィン 宮下奈都
未熟児で生まれたために人より多少不器用に育った女性。
やることを覚えられないとかでヘルパーの仕事もうまくいかないが、老人のヘルパーに行った先で自分のペースが受け入れられることになる。
器用に立ちまわることではなく、素直に着実に人と接することが大事だとわかる。
仕事に共通する点だなと感じて○、読後感も○。
一路(上・下) 浅田次郎
江戸時代、美濃の旗本が江戸に向かう参勤交代の全てを若者が任される。
当日までの準備から、道中ふりかかる難題を過去の慣習を調べあげて乗り越える。
お殿様は愚かなくらいがちょうどいいという振舞いをお殿様がするのいい。
そういうもんかもね。
ただ、内容の面白さはいいけど僕にはちょっと読みにくくて△、読後感は○。
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行きずりの街 志水辰夫
東京の女子校を生徒との問題で辞めて丹波で塾講師をしている男が、事件に巻き込まれた教え子の女の子を探して東京に戻ってくる。
そもそも自分が辞めることになった事件も学校組織の思惑が絡んでいたことがわかっていく。
シリアスドラマとして面白く○、読後感も○。
遠すぎた輝き、今ここを照らす光 平山瑞穂
雑誌の女性記者、職人の特集のための取材に石膏像の製作工房に行くと、かつて中学時代に不快な気分にさせられた同級生がその取材相手だった。
雑誌づくりも石膏像づくりも、丁寧な仕事をすれば喜ばれるという単純なことだという、仕事の本質が見えてくる。
この作家さんの文章は必ずしも読みやすいわけではないけれど嫌いなわけではない。
仕事への向き合い方を考えられて○、読後感も○。
窓の向こうのガーシュウィン 宮下奈都
未熟児で生まれたために人より多少不器用に育った女性。
やることを覚えられないとかでヘルパーの仕事もうまくいかないが、老人のヘルパーに行った先で自分のペースが受け入れられることになる。
器用に立ちまわることではなく、素直に着実に人と接することが大事だとわかる。
仕事に共通する点だなと感じて○、読後感も○。
一路(上・下) 浅田次郎
江戸時代、美濃の旗本が江戸に向かう参勤交代の全てを若者が任される。
当日までの準備から、道中ふりかかる難題を過去の慣習を調べあげて乗り越える。
お殿様は愚かなくらいがちょうどいいという振舞いをお殿様がするのいい。
そういうもんかもね。
ただ、内容の面白さはいいけど僕にはちょっと読みにくくて△、読後感は○。
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