体育会系が好まれる理由2011年03月08日 12時33分58秒

新入社員とるなら体育会系でと言われていたでしょ。
いまもそうなのかどうかはわからないけど。

どうして体育会系かというと、上下関係に慣れていて、先輩後輩の言葉遣いもしっかりしていて、上の指示はきちんと聞くということが社会人に通じるということだったと思うんだよ。

だけどね、最近、もっと違う理由もあるなと思った。
仕事を面白いと思うようになるかどうか。

仕事ってさ、四六時中楽しいってことは実はあまりないんだよ。
ひたすら作業したり、失敗したり、せっかくやったことをお客さんとか上司に見せたらダメ出しされたり。
面白くないなぁ、しんどいなぁって思うことの繰り返しになる。

でもね、自分がやったことで、お客さんとか上司が喜んでくれて「ありがとう」って言ってくれたとき、すごく嬉しくて、報われた気になるんだよ。
自分の仕事が人の役に立ったなって、その瞬間に、この仕事やって良かったって思うんだ。

これってさ、体育会系のスタイルと一緒なんだよね。
つまり、運動部って、普段はきつくてしんどい練習の繰り返しで、日常ではこれがほとんど。
で、そのきつい練習の成果が試合になって、勝ったときとか、自分のプレーがうまくいったときに、ああきつい練習やって良かったって思うんだよ。
普段の仕事がきつくても、最後に喜びが待っているというのと似てるよね。

仕事で体育会系が好まれるってのは、こういう面があるからじゃないか。
本当の仕事の喜びって言うのかな。
こういうことを言葉で指導しなくても、実感としてわかっていると、仕事は仕事で面白さを自分で見つけ出してくれるよね。

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