雪の堤防で車はまる、不等流計算、ブログ更新しないわけ2009年12月26日 21時56分03秒

先日、河畔林伐採工事の現地確認に行った。
待ち合わせ場所で施工会社、役所の方と合流し、施工会社の車が先導、役所の車と僕らの車が続いた。
あいにく数日雪が降り続いたために、現地も一面の雪、雪、雪。
どうするのかと思ったら、先頭の施工会社の車は、何の躊躇もなく雪が降り積もった堤防の上に入っていった。
よくこんなとこ走るなぁと思いながらついていってたら、一瞬、ハンドルをとられた。
僕のとっさのハンドル操作が悪かったか、車が雪にはまって動かなくなった。
役所の車に積んであったワイヤーで脱出を試みるも失敗。
しかも、ワイヤーを車につないだシャックル(金具)がゆがんで外せなくなって二重苦に。
最後は後ろにまわった施工会社の車に引っ張りあげてもらってようやく脱出。
そんなことに時間がかかりすぎて、現地確認は中止。
迷惑をかけたのは僕らの車で、申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、でもそもそもあの積雪の中で堤防の上を走ろうというのが無謀だったんじゃないのと本当は言いたかった。


いまどき不等流計算なんて、汎用ソフトで簡単にできる。
もったいぶってやるものでもないし、手間もそんなにかからない。
だけど、面倒なのは、他社の計算結果があって、その川の計画を引き継ぐとき。
断面座標や粗度係数などを合わせられるだけ合わせても、計算結果がいつまでも一致しないことがある。
と言うより、よくある。
どうして違うのかと言われたら、計算ソフトの誤差だとかいろいろ言うのだけど、汎用ソフトを使っている限り、プログラム上でどんな計算をしているのかわからない。
不等流計算って、計算のプロセスの中で収束計算が必要だから、収束条件をどう設定しているかで微妙に計算はずれる。
それより、エネルギー勾配をどう計算しているかで結果はだいぶ変わる。
それが汎用ソフトではブラックボックスだ。
たかが不等流。
だけど、その程度の認識だから余計にやっかいなのだ。


昨日、中標津に日帰り出張した。
朝イチの飛行機に乗ろうと丘珠空港に行ったら、使用する飛行機が前日の雪で丘珠空港に降りられず千歳空港にあると言う。
それで、いま千歳空港から丘珠空港に向かっているところで、30分ほど遅れるとアナウンスがかかった。
30分遅れたら打ち合わせ時間に間に合うか微妙だなと思いながら、でもカラの飛行機がただの移動として千歳から丘珠に向かって飛んでいる状態を想像したらなんとなく滑稽だなって思った。
ところで、朝に中標津まで行って、昼過ぎの飛行機に乗って戻り、14時頃にはもう札幌にいた。
なんと楽ちんだったことか。
飛行機に慣れたらもうJRとか車の移動が苦痛でしょうがなくなるだろうな。


最近ブログ更新してないねと言われた。
忙しいのもあるのだけど、忙しいときでも更新するときは更新していた。
実は読書にはまっている。
北方謙三の「水滸伝」。
全19巻なので、手をつけたらほかの本を読めなくなるかもと思って遠ざけていたのだけど、読み始めたらもう寝る間も惜しむくらいに面白い。
没頭している。
通勤電車も降りる駅を乗り過ごしたいくらいなのだ。
いいタイミングで正月休み。
休み中に読破できるかも。


昨日で年内の仕事はおしまい。
ゆっくり休もうと思うのだけど、休みながら仕事のことをいろいろ考えると思う。
仕事を離れながら仕事を考えることで結構考えが整理できるので。