交差点に無謀に進入する自転車や歩行者2008年08月23日 07時22分22秒

少し前だけど、自宅の近くの交差点で死亡交通事故があった。
亡くなったのは女子高校生。
自転車で横断しようとしたときにトラックの右折に巻き込まれたようだ。
トラックの30代(だったか)の運転手が逮捕された。

痛ましい。
亡くなった本人も気の毒だけど、突然娘が事故で亡くなった家族のことを考えると、想像するのもつらくなる。

車と歩行者・自転車の事故だと、問答無用に車の加害者に非があることになる。
車という強者と比べると歩行者や自転車が圧倒的に無防備で弱いためだと思う。

ただ、交差点なんかで見ていると、本当に無防備すぎる歩行者や自転車が多すぎる。
右折車が来ているのに、車が当然止まってくれるという前提でそのまま渡る歩行者。
点滅信号や赤になっても猛スピードで横断歩道に突入して走り去る自転車。
車の運転手に気づけよと言うほうが無茶だというような無謀突入自転車もよく見るし、そんな事故で車のほうに責任あると言われても、車の運転手が気の毒だなって思ったりする。

確かに車は歩行者や自転車と比べたら強者で、車自体が凶器にもなる。
ただ、一般の殺人事件と違って、殺そうとして使う凶器ではなく、結果的に凶器になってしまうという道具なだけだ。
たまたまナイフを持って立っていた人に突進して行って、そのナイフが腹に突き刺さって死んだとして、ナイフを持っていた人が悪かったということになるだろうか。

僕が自分の子供に教えている自衛策がひとつある。
交差点では、曲がってくる車の運転手の目を見ながら渡れと。
俺は今渡ってるんだと訴えて渡る。
仮に目が合わなかったら、もしかしたら歩行者が目に入っていないのかもしれない。
そんなときは止まる。
青なんだからこちらが優先だといくら主張しようとも、車が来てはねられたら死ぬのはこちらだ。
主張は車が止まってからでいい。

あ、最初の近所の事故が自転車側に非があると言ってるのではないです。
あくまで、ちょっと引き合いに出しただけです。