雄別(釧路)32017年11月02日 18時25分08秒

これ「雄別炭山駅跡」だそうだ。
ホームがしっかり残っている。
さっきの「購買」はこの横なので、駅で降りて買い物してという流れだったのだろうか。

雄別(釧路)42017年11月02日 18時27分23秒

桁のみが残っている。
ここに線路が走ってたのかもしれない。

雄別(釧路)5 おまけ2017年11月02日 18時28分50秒

雄別に行く途中にいい感じの光の景色があったので撮ってみた。
『丘と馬と西日』
ネーミングのセンスなし。

中村理聖、奥田英朗、重松清、荻原浩、乾緑郎、堂場瞬一、倉狩聡2017年11月05日 07時23分52秒

『小説すばる』より
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月と弁当箱 中村理聖
妻が陰気になった。
自分は転職した不動産会社を合わないと辞めた。
それをまだ聞いてない妻は弁当をつくって自分に渡す。
でも陰気さにあたるように罵倒するような言葉を妻にぶつける。
自分が弱くなったときに身近な相手に当たる心の動きが切ない。
なぜか残したくなる物語。◎

うつわの記憶 中村理聖
母の通夜で母のかつての愛人と再会する。
だらしなかった母、自分の思い出したくない記憶がよみがえる。
この人いい人の印象だったのだが。
こういう男もいるのだろう。○

砂漠の青がとける夜 中村理聖
父親が死んだあと、両親が開いていた京都のカフェを姉が引き継ぎ、妹の自分も手伝うようになった。
東京で編集者として働いていたころに知り合った20歳上の男性から「愛してる」とメールが頻繁に届く。
いまいち何を伝えたいのかわからず。△

妻と選挙 奥田英朗
自分は文学賞受賞作家、ただし最近は書くものあまりぱっとせず。
その妻が周りからの推薦で市議会議員選挙に出ると言い出す。
距離をおきながら見守るも、頑張る妻の姿で自分の気が動く。
この夫のペースがよくて○。

アンナの十二月 奥田英朗
高校生の女の子アンナ、幼いときに母が再婚し実の父親を知らない。
母親に聞き、その実の父親に会いに行くことにする。
友達は捨てたもんじゃない。○

虫歯とピアニスト 奥田英朗
30すぎの女性、自分が勤める歯科医にファンのピアニストがやってきた。
ファンだと明かさずやりとりを楽しむ。
それだけのお話と言っていいのか。でも○

旧友再会 重松清
新幹線の駅はあるが地方都市、ここで父親からのタクシー会社を営む男性。
駅で乗せたのは小学校の同級生、でもあまり良い思い出はない。
そこそこの年齢になると抱えているものは人それぞれ。○

残照 重松清
自動車メーカーに勤めていた父が亡くなった。
地元新聞に広告を出すかどうかで叔父ともめる。
その新聞社の名前を聞くと父に関するあることを思い出す。
世の中、誰もやりたくないが誰かがやらなければならない仕事あり。○

赤いろうそくとオオカミ少年 重松清
嘘つき癖、ものを盗む癖もある少年、幼稚園のときに両親を事故でなくしておばあちゃんに育てられている。あるとき女の子のお金がなくなったことの疑いをかけられる。
子供もいろいろ事情あり。○

時のない時計 荻原浩
父が亡くなり自分が形見にもらったのが父の古い腕時計。
しかも止まっている。
捨てるわけにもいかず、街の時計屋さんに修理に持っていくと、壁時計に囲まれた店にいかにも職人風の愛想のないじいさんが仕事をしている。
かかっている時計にじいさんの思い出が重なっている。
時計の修理の人のドキュメントを見たとき、よくこんな仕事ができるもんだと思った覚えがある。
情景がなんとなくよくて○。

ノートリアス・オールドマン 乾緑郎
団地の自治会副会長さんのシリーズ。
高齢者のためのイベントを企画して説明して回ると、あるサングラスに金髪、電動車いすの男性老人にすごまれる。
この老人あてだと思われる美術展の招待状が海外から届く。
外人もからんで意外な展開も、いまいちついていけない感じ。△

裏倉庫のヨセフ 乾緑郎
これは副会長さんはあまり表にでない。
「サンタフェの奇跡」という螺旋階段のことを書きたかったのかな。
知らないことを知れて○。

政の秋 堂場瞬一
政治の業界紙の記者、大手IT企業が政治家に金をばらまいているという情報をつかむ。
自身はかつて誤情報で記事を書き失敗して挽回が必要。
政界のごたごた、あまり興味湧く内容でなし。△

にのうで枕 倉狩聡
自分の彼氏、大食いで体重がもうすぐ3桁。
お気に入りは腕枕、心地良い。
が、職場に入った年上の後輩の女性にやきもち。○

新札幌2017年11月07日 15時54分17秒

こちらで打ち合わせ、て言うか勉強会。