自治会設立で考えたいい加減ときっちりのバランス2008年09月10日 23時07分49秒

我が家のあるブロックで自治会が立ち上がった。
このブロックは、もともとは何かの寮だったところが、3年前くらいに宅地化されて20件近くの家が建ったところで、自治会はなかった。

自治会がないだけでなく、道路には街灯もなく、夜は真っ暗。
冬は除雪は来るけれども、たまった雪を持って行ってくれる排雪はなし。
街灯も排雪も市にお願いしようとすれば、自治会を通さないといけないということで、そのために自治会を設立しようということになった。

だけど自治会や町内会って、役員が行事や会議に追われるというイメージがあって、みんなほとんどが30代とか40代の仕事がいちばん忙しい年代だから、そんなことにいちいちつき合ってられないというのが本音で、だから街灯と排雪という必要最小限のための自治会にしようということでまとまった。
ちなみに僕はある時から集会の進行役をするようになった成り行きで、最初の会長を引き受けることになった。
必要最小限の自治会ということで、役職者の仕事もあまりきっちりしすぎずに、できるだけ負荷のかからないやり方にすることにした。

ただ、ここでちょっと考え方が揺らいだ。
会計もできるだけ簡単にと考えていたのだけど、そんな話をある同僚にしたら、会計だけはきっちりやったほうがいいですよと言われた。
何でも、その同僚の子供が通う学童保育で数年前に100万単位の使い込みがあったとのこと。
その学童保育ではスタッフの給料なんかもあって月単位で数十万の金が動いているそで、会計を3年くらい続けた人がやっちゃったそうだ。

うちの自治会とは組織の大きさが違うので、単純に同じことが当てはまるとは限らないけれども、動く額は小さいとは言え10万くらいの金額になるときもあるので、会計担当が変な目を向けられない自衛策も含めて考えた方がいいかなと思った。
やはり金のことはきっちりしないといけない。

メリハリというのか、力を入れすぎずに適度に進めることがいいことと、きっちりすべきこととを峻別することで、バランスのいい組織ができていくのだと思う。
これからご近所の人達とお喋りで話を聞きながら、少しずつカタチをつくっていけたらと思う。

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