知っておいたほうがいい情報と知ってなくてもいい情報2013年06月23日 17時46分16秒

猛毒タコのことを書きたくなったわけじゃないよ。

このタコ、猛毒を持っていて、かまれると死に至る場合があるそうだ。
もともとは九州より南に生息していたものが、最近は関西や東海から関東の太平洋岸にまで生息域が広がってきているので注意せよという新聞記事だ。

タコがかむということも知らなかったけど、かまれたら死に至るってすごいことだよね。
ヘビとかサソリとか(サソリは日本にいないか)、明らかに危険な動物には普通に人は寄り付かないけど、タコってビミョーだよね。
釣りしているおじさんがこのタコを釣り上げて、変わったタコだなって、つついたらかまれて死んじゃったってことがありえるかも。

そう考えると、こういう情報って、知ってるか知らないかが生死を分ける情報ってことになるよね。
知ってたら触らないし、知らなかったら触るかもしれない。
つまりは知ってるということだけですごくすごく役に立つということだよね。
(海に行かない人には全く関係ないけど)

僕は情報を得るということに対してはあまり熱心じゃないんだよね。
朝、新聞読んで、スポーツ新聞のネット記事を見て、あとは決まったテレビ番組を録画して見てるだけ。
だから、意外な情報を偶然目にするって機会はたぶんすごく少ない。
得るべき情報をきちんと得ているかどうかはあやしくて、こういう人が知らずにタコにかまれるタイプかも(笑)

先週、隣に座る同僚が「これすごいですよ」と言って、ある外人さんのプレゼン動画のサイトを教えてくれたんだけど、これがホントにすごいんだな。
彼はこういうのを見て刺激を受けて自分のプレゼンレベルががどんどん上がっていくんだなって感心した。
僕のように、決まった番組、決まったサイトしか見ないという日常では、こういうものに巡りあうということはほとんどないよね。
先の猛毒ダコの情報が海に行く人にとって知っておいたほうがいい(と言うか知っておくべき、知らないといけない)情報だとしたら、この外人さんのすごいプレゼン動画は、知らなくてもダメじゃないけど知ったらさらに自分のためになる情報だよね。
プラス情報とでもいうのかな。

もうひとつ先週、通勤電車で隣に立った女性が熱心にスマホで何か読んでいて、ちらっと横目で見たら、何かの掲示板のようで、恋の相談というかそんなのを書き込んで「どうしたらいいですか」みたいに投稿して、見知らぬ誰かがアドバイスを書き込むようなのを見てるようだった。
ああそんなのがあるんだと思ったんだけど、これは特に恋に困って答えを求めている人でなければ、知ってなくてもいい情報で、ワイドショーとか、雑誌のそういうコーナーと同じと考えれば、ひとつの娯楽というか、人のプライベートを見てああ面白かったで終わるただの情報ということだよね。

最後の話は全くどうでもいいことだけど、つまりは、知っておいたほうがいい情報(猛毒ダコ)と、知ったら自分のためになる情報(外人さんのプレゼン)は、意識して自分できっちり捉えたほうがいいんだなということを考えた。

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