北海学園大学での技術士会企画2010年12月09日 21時01分04秒

昨日は、技術士会の一員として、北海学園大学工学部に行って、学生に向けての講演イベントをした。

一昨年からスタートしたので、これで3年目だ。
技術士会のメンバーから技術士という資格についての説明をしたあと、2名の技術士から自分の経歴や技術者としての仕事を講演してもらった。
技術士会北海道支部の青年技術士交流委員会としての企画なんだけど、今回は2名のうち1名を委員会以外の人から選んだ。
彼は北海学園大学の卒業生であり、しかもほかの大学で非常勤講師を務めていることもあって、講演はとても自然でわかりやすかった。
もう1名は委員会の内部から立候補したJR北海道の技術者。
こちらも社内外での講演慣れしていることでとても流ちょうで内容も面白かった。
終わったあとの先生からの講評でも、先生自身がプレゼンの参考になったと言ってくれるくらいだった。

3回目ということもあって、企画そのものはだいぶ軌道に乗ってきたという感じがする。
ただ一方で、人不足という課題が少しずつ現実として見え隠れするようになってきたとも思う。
実際に講演を引き受けようという人、企画そのものを動かす人、つまり仕切る人。
対外的な受けの良さの裏側で、やり手不足という現実がある。

やったあとの充実感に浸っているときはやって良かったと思うのだけど、現実に戻ると、このまま続けていけるのかということが気の重さとしてのしかかるようになってきた。

あまり難しく考えすぎないほうがいいのかな。
みんな協力し合って進められているという現実もあるし。