「飽き」とのつきあい2008年11月24日 06時47分50秒

年齢とともに飽きやすくなるのか。

僕は英語がからきしダメで、いまだに中学校レベルから抜け出せない。
今になって多少は上達したいと思って英会話スクールに通ったり、会社の行き帰りに、ラジオ英会話を聴いたりしているのだけど、上達のスピードは自分の期待とはほど遠い。

今年は覚えることに集中しようと思って、去年録りためたのを繰り返し聴くようにした。
一度聴いて学習したものばかりなので、結構忘れているなと思いつつ、二度目は頭に残りやすいと実感する。
やはり復習は大事なのだ。

ただ、ある時から何となく復習のリフレインにどうも気が向かなくなった。
飽きたのだ。
いつの間にか行き帰りは英語でなく音楽を聴くようになった。

でもしばらくすると音楽も飽きた。
いくら気に入ってるアルバムでも、聴き続けるうちに何となく気が向かなくなってくる。
新鮮さがなくなるとダメなのか。

試験勉強に明け暮れている同世代の知人と話していたら、その人も勉強がしんどくなってきたと言っていた。
試験勉強では何度も同じところを繰り返して覚えていくことが必要になるけれども、繰り返しの勉強は思うよりしんどい。
高校生とか、まだ若い頃ならそのしんどさに耐えられるのかもしれない。
けど「飽き」にさからって続ける気力が年齢とともになくなっていくのかもしれない。
何でも年齢のせいにするつもりはないのだけど。

どうしたら飽きずに続けられるかって考えていたんだけど、逆にやーめたと開き直ることにした。

気に入った同じ音楽を聴き続けるから悩むのだ。
新しい曲を仕入れよう。
去年一度聴いたラジオ英会話で勉強しようとするから悪いのだ。
いまの番組で新たに始めよう。
復習より効率が悪いかもしれないけど、飽きてやらなくなるよりはいいよね。

そんなにまじめに考えることではないのかもしれないけど、自分の「飽き」とどうつきあうかって、結構難しいことなのかもしれない。