日常の記録とたまに雑想

あるプロジェクトで、大学とか民間とかいろんな人や組織が関わっていて、先日の会議で、これまでの成果をひと通りチェックしないといけないねという話になって、じゃあやった者同士お互いにクロスチェックしようかということになったのね。

その時に、ある会社の人が「その作業をうちの会社で全部引き受けますよ」と立候補したんだよね。
結構大変な作業だから、みんなホントにいいの？って思いながら、じゃあということでその会社に任せることになった。

おそらくね、焦ったのかも。
これまでの作業では、開発者の大学関係の人達とそれに協力するサポートメンバーでやってきたのだけど、その会社は作業に加わってなかったのね。

それはそれで楽でいいんだけど、結果として、これは○○大学の○○先生とどこの会社って名前が入って成果が出てきたのを見て、自分とこの会社が何にもしてないってのはまずいって思ったんだろうなと。
想像だけどね。
つまり気がついたら自分らだけ出遅れてたということがわかったから、それを一気に挽回しようと、これからの全部を引き受けますという手に出たというところなのかも。

でね、僕だったらどうしたかなってふと考えたんだ。

僕もたぶん同じようなことをしただろうなって。
やっぱり挽回しようと頑張るんだ。

日常の業務でもいろんな場面があって、うまくいくときもあれば、うまくいかないこともある。
で、例えば、成果が相手の要求に達していなくて、相手が不満を感じたときってあるよね。
そんなときに、どういう態度をとるか。

やっぱり頑張るんだよ。
挽回しようと努力するんだ。
うまくいかなくても、少なくとも挽回しようとしているという態度は見せようとするよね。

でもそれって人それぞれだよね。
あ、まずかったなって思って終わりの人もいれば、何かしなきゃって思うけど結局何にもできないって人もいるだろうし。

その会議でも、挽回しようと作業を一手に引き受けたその会社の人、僕もたぶん同じ種類の人なんだろうなって思った。