水工学講演会へ2010年03月05日 01時37分20秒

土木学会の水工学講演会が北大であって、僕の大学時代の恩師が特別講演で話をされるということで聴きに行ってきた。

川が蛇行する原因は何か。

単純そうなことなんだけど、ずっと昔から研究者が諸説を立てて研究してきた。
そして、明確な結論はまだ出ていない。
そんな話をわかりやすく話された。

わかりやすく話されたので、聴いてる方もわかった気になるのだけど、実は僕は、わかったようでわからないことが多かった。
きっちり理解するには、知識がなさすぎる。
理解するための基礎知識が頭に入っていない。
話は面白かったので良かったのだけど、勉強不足を痛感させられたことで、ちょっと消沈してしまった。

蛇行研究が全世界で盛んだった20~30年前の頃のいろんな視点と、その頃の議論の中身は、その時代に渦中にいた人しかわからなくて、それを引き継いでいる人はいるのだろうかと思った。
誰かが引き継がないと、その世代の人たちがいなくなったら、誰もが知らないことになってしまうよね。

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