瀧羽麻子、森絵都、谷瑞恵、櫛木理宇、太田愛、あさのあつこ、中村理聖、友井羊、梶よう子、倉狩聡、乾緑郎、前川裕、くぼ田あずさ、森美樹、窪美澄2017年06月25日 21時10分05秒

またばらした小説いろいろ
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シュークリーム 瀧羽麻子
29歳助成、婚約者はシュークリームの皮は食べない。
結婚式の打合せは仕事でいない。
うまくいいとこ取りをする。
こんなやつ、仕事で近くにいたら口を聞きたくなくなるだろう。
結末がよくわからず△


朝、目覚めてすぐに思うこと 森絵都
妻が急に亡くなり息子をひとりで育てることになるが、会話が十分でなく発達が遅いことを義母が気にして引き取ると言い出す。
妻を思う気持ちが読み終えて○


無限大ガール 森絵都
女子高校生、何でも器用にこなすため、ソフト部、バレー部、テニス部などいろんな部活のピンチヒッターを頼まれる。
演劇部を頼まれたらそこには自分がかつて振られた先輩がいた。
頑張る青春小説○


木漏れ日を縫う 谷瑞恵
行方不明だった母が突然娘の前に現れるも、何だか別人。
でも押しかけられてずっと一緒にいるうちに、本物かにせものかわからなくなる。
途中までは読んでていらいら、でも最後まで読むと○


SWEET DAYS 櫛木理宇
20代女性、小さい頃からわがままで、困り果てた両親は叔母に彼女を預けるも、やさしい叔母のもと自由に奔放に甘いものを食べ、超肥満に。
叔母の思いが最後に。
こういう家庭もあるのだろうか。
ざわっと△


サイレン 太田愛
団地を去る。
かつて、小学校の頃の幼なじみの男友達、女友達と遊んでいる記憶がよみがえる。
でも読んでて何だかよくわからず△


フラワーヘブン あさのあつこ
20歳男、大学進学で町をでたものの、親の事情で戻ってくる。
お迎えの車に駅で乗り、やがてすぐによく一緒にいた女友達を見かける。
いろんな家庭事情、何を伝えたかったのかいまいちわからないけど○


とりのこえ 中村理聖
OLさん、昼休みに近くの公園で鳥かごをもつ男に出会う。
短いお話だけどいい○


バースデーケーキが思い出せない 友井羊
シリーズもの。
亡くなったお母さんがいつもお父さんの誕生日につくっていたケーキを再現したいという相談が来る。
解決はムツカシイけど○


フルーツゼリーが冷たくない 友井羊
手作りゼリーの味がおかしかったことの疑問解決。
これもちょっと難しいけど○


コンヴェルサシオンはなくならない 友井羊
写真部のカメラのデータがなくなったことの推理。
お話はいい○


栗毛毬 梶よう子
小石川御薬園で起こる日常。
染物屋の妻が身重で、ある日産気づいて運ばれてくる。
ほほえましく○

嫁と姑 梶よう子
小石川御薬園の同心、いつも父母に嫁はまだかと迫られる。
これは正月の豆腐屋さん夫婦のお話。

接骨木 梶よう子
冬、養生所に運ばれてきた男児、風をこじらせていた。
旗本の嫡男だったことから事態が複雑に。
ニワトコって接骨木って書くんだな。

もやしもの 梶よう子
園丁頭の末娘の嫁入りが決まるも、相手の評判が悪い。


へそは消えない傷 倉狩聡
同棲中の彼女のデベソがいいとのろける男のお話。
意外と面白い○


少年時代の終わり 乾緑郎
この作者の団地シリーズ。
でもこれ、よくわからない。
なんだろう△


みちゆきの夜 前川裕
岡山県の田舎、裕福なうちに育ち、姉は美しく成績優秀。
家に出入りしている人が関係する事件に巻き込まれる。
実際にありそうなことかもしれないけど、知らなくてもいいことで△


門を出るころには くぼ田あずさ
よくわからない若い男女のお話。
読み流し△


まなざし、きざはし くぼ田あずさ
これもよくわからない。
読まなくても良かったかも△


ダーリンは女装家 森美樹
高校生の頃に熱を入れていたバンドマンと一緒になった。
ただし、25年後のいまは、彼は女装家。
理解に苦しむ△


水際の金魚 窪美澄
女子校で育ち、30すぎまで彼氏ができず、やっと出会った男とつき合うも。
「おまえ、なんでそうやってなんでもかんでも上からなんだよ」
のセリフがいいけど△

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