日常の記録とたまに雑想

先日の打ち合わせで部下の成長に驚いた。

資料作成も説明も部下に任せたのだけど、きちんと丁寧に説明して、相手との議論でもしっかりやりとりできていた。

以前だと、恐々と蚊の鳴くような声で話し、行き詰まったら黙ってしまって僕の援護を待つという状態だった。

「打ち合わせでよく喋るようになったよね」

と帰りの車で言ったら、

「山本さんのいない打ち合わせで鍛えられました」

と言う。

そう、昨年度の後半くらいから意図的に突き放したのだ。
いつも僕が横にいると頼る癖から抜けきれないと思って、それなら僕がいなければいいのだと、僕はついて行かなくした。

もう一人の同僚からは一緒に行ったほうがいいのではと言われたけど、やっぱり行かなかった。

そりゃあまだまだ完璧ではないけど、ぐいっと成長できるタイミングってあるよね。
上司としては、そこのタイミングを見定めて、機会を与えるのが役割かな、ってちょっと偉そうなことを思ったりするのでありまする。

いずれにしても部下の成長は上司の喜びに直結するんだなと実感した。