世代交代2016年02月20日 09時13分40秒

手前、ネットで中古を購入。
衝動買い。
と言ってもずっと買い換えるべきと思い続けてもいた。
中古にしてはやや高かったけど、値段が落ちないくらいモノがいいと理解しよか。

でもこれ現地調査用なので、使うのは春になってから。
しばらくは引き出しの中へ。

楡周平、桜木紫乃、杉江由次、北方謙三、高杉良、辻村深月2016年02月20日 09時17分10秒

読み応えあるのにあたると読むペースは落ちる。
でもたくさん読むのが目的ではないので、じっくりと。
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修羅の宴(上下) 楡周平
銀行から老舗商社に出向し、赤字を立て直した高卒銀行マン。
銀行の裏の仕事もかぶってのし上がるも。
読み終わって、これがバブルの頃の実話ベースの話だったことを知って驚き。
この時代に自分もこういう世界で働いていたらと思ったらゾッとする。
バブルの仕事のスリルが◎、読後感は何というか・・・○か。
でもすばらしい。

ホテルローヤル 桜木紫乃
これ、ずっと読みたかった本。
釧路のつぶれたホテル、そこに関わった客や従業員、経営者達が描かれる。
後半に出てくる高校の先生と教え子の話がいい。
人の感情の動きを感じられて○、読後感も○。

サッカーデイズ 杉江由次
子供二人のお父さん、かつては自分もやっていたサッカーを小学生の娘がやるようになる。
自分が部活でやっていた頃を思い出しながら、サッカーチームのコーチとしてサポートする。
小説かと思ったらどうやら実話エッセイのよう。
小説なら◎だけどエッセイなら○、読後感は◎、すばらしい。

余燼(上下) 北方謙三
江戸時代、田沼意次が失脚し権力争いの暗闘のなか、大きな米屋の売り惜しみで米の値段がつり上がり、民の不満がくすぶる。
そんな中、火消しと浪人が江戸中の米屋を順番に襲って江戸を乱れさせる「打ち壊し」を蜂起する。
小説なので歴史の事実なのかある仮定をもってのストーリーなのかはわからないけど、その時代の雰囲気はわかる気がする。
ものごと表があり裏もあり、どっちが正しいのか誰もわからないということがわかる。
読み応えあり○、読後感も○。

管理職降格 高杉良
名門デパートの課長、高校生の娘がライバル店で万引きして捕まる。
本人はそのライバル店も含めた契約競争で遅れを取って責任を負わされているまっただ中。
そして妻は不倫。
仕事と家庭というありがちな構図だけど葛藤が感じられて○、読後感も○。

鍵のない夢を見る 辻村深月
直木賞受賞作の短編集。
表面的には普通に生活をしていても何らかの背景を抱えている。
そういう女性をそれぞれの短編で描く。
でも実は特別ではなく大なり小なりみんな何らかの家庭環境を抱えてるんだろうなと読みながら思う。
ちょっと痛いけど○、読後感も○。

音楽室2016年02月20日 17時26分03秒

ブラスバンドに演奏参加しました。
今日は本番前の練習日。
練習楽しかったねえ。
最近は土日も追い込まれたように家で仕事していたので、久々に仕事を頭から捨てて、休日らしいプライベートな時間を過ごした気がする。
うちに帰ってまた仕事なんだけど。